2013年2月24日日曜日

[Z/X]関東CSに参加してきました。

こんにちは。りたつです。
今日はZ/X関東CSに参加してきました。
参加者は110人くらいで、予選はガンスリンガーを行い、先着64人の通算5勝者が決勝トーナメントに出場するという形式でした。

調整の結果、ベスト8まではいけました。運がよかったんです、本当に。デッキの解説を読めばそれが分かるはず

ここで、一応メタ読みの話とか。

まずは予選から。
予選の形式:ガンスリンガー
目標:なるべく早く5勝すること
このため、より早く勝負を決める速攻デッキは目標のため的には有利です。
したがって、まず第一メタ(40%程度)は速攻、特に赤がらみの赤単、赤青、赤黒と予想しました。
これを潰すためのデッキが第二メタ(30%程度)です。つまり、緑系統のリソースブースト、大型とデスティニーベインの組み合わせです。
第三メタ(20%程度)はこれに対抗するデッキです。つまり、豊富な4コストと盤面の制圧力で大型を駆逐するデッキです。赤青のブレイバーが該当すると考えました。
この三つに対してある程度の速さと勝率を持ったデッキを考えることが必要でした。自分の資産的には緑系統のデッキを持ち込むのはあり得ません。また、第一メタの速攻同士のぶつかり合いはどういう結果になっても早く終わること、ディスティニーベインのデッキに対してもリソースの加速が失敗する場合の勝率がある程度あること、赤青ブレイバーに対して相性が悪くないことから速攻デッキをチョイスしました。

さて、その中でどの速攻を使うか。
メリットを整理しましょう
赤単:盤面の解決力、色事故が無い、ダメージを与える手段が豊富
赤青:対速攻に対するアリオトの遅延効果、リゲル投入による突破力の上昇
赤黒:アリス投入による手札補充効果、ズィーガー投入による突破力の上昇
めくるチャンスと速攻ミラーを考え、オディウムが投入できる赤黒をチョイスしました。

デッキレシピの前に決勝はどうなるかの予想です。
決勝の形式:トーナメント
目標:負けないこと
このため、重速の安定感のあるデッキが多いと考えました。
第一メタとして、綾瀬杯でも実績があり、使用者も多かった緑系統(予選でも予想していましたね)
第二メタとして、同じく実績がある、赤青ブレイバー
この二つです。
こいつらの特徴を一寸整理してみましょう。

緑黒の特徴
リソースが伸びやすい
速攻の攻撃をしのげるカードが積める(剣閃激)
ディスティニーベインという速攻に対する強力なメタカードが存在する
パワーが高い

赤青の特徴
リソースリンクによるドローおよびダメージと制圧効果
速攻気味に動いた後に息切れしにくい
フィニッシャーが積める
高パワーのゼクスに盤面を制圧されても1ターンで更地にできる火力

おおざっぱにいってこんな感じではないでしょうか。予選のチョイス、赤黒との相性を考え、重速系のデッキを持ち込むよりは速攻系統の方が可能性が高いと思いました。
理由は
・綾瀬杯準優勝のデッキには入っている剣閃激は恐らく抜かれる
・速攻自体が中途半端だとベインに狩られるため、ベイン以外の警戒が必要ない
・赤青の火力を無駄にさせることができる
・俺の金が無い
の4つです。
一番大きい理由は一番上ですね。剣閃激が無いなら、速攻は緑に対して勝率が非常に高いことは身内の戦績データからわかっています。また、赤青は盤面をひっくり返す能力は高いですが、それ前提で動く速攻は全く問題なく攻撃を続行することができます。

というわけで、他の速攻よりもより早く、突破力のある速攻デッキというコンセプトでデッキを構築することにしました。
仮想敵は、綾瀬杯準優勝デッキです。

デッキ名:赤黒2コストビート
スタートカード
1 x 拳銃職人クイックドロー

イグニッションアイコン
4 x 罰の魔人ポエナ(VB)
4 x 運命の猟犬ライラプス
4 x 狩猟の女神アルテミス
4 x 鎧鍛冶レインフォース(LR)
4 x 金翅鳥 迦楼羅

エヴォルシードアイコン
4 x 途惑いの少女アリス
3 x 整備職人ヒンデンブルク
4 x 月光の魔姫クイーンカグヤ

通常ゼクス
2 x 発熱する石炭コールアルマジロ
3 x 魔狼フェンリル
3 x 蠱惑の魔人ラスキウス
2 x 深淵の凶刃フレイムコープス
4 x 四足の勝利者ズィーガー
4 x 憎しみの魔人オディウム


みよ、この運に頼り切ったデッキを!(

速攻は先攻で勝ってなんぼです。なので、先攻で強いカードを増量しました。
各種2コストは先攻2ターン目で2枚盤面に展開する確率を上昇させてくれます。これは非常に重要なのですが、6500が倒せないと困るのでコールアルマジロで枚数調整をしています。2500が多すぎても、展開できませんからね。
また、タイガーズアイよりもカグヤを優先している理由は、序盤、つまりリソースが7たまる前までにやろうとしていることであれば、カグヤでできる、そして先攻をとった時に後手側の6500を割れるのが偉いからです。
一番最後まで悩んでいたのはズィーガーの枠、ここは迷走しました。
最初は9500バニラが入っていましたが、剣閃激に対応できないということと、ディスティニーベイン以外では2枚で展開して殴った方が強いという理由から何故か(?)付加価値のあるティラノになりました。
しかし、突破力と汎用性が無く、リソースに埋まることの方が多いため何かないかと思って思いついたのがズィーガーです。
ズィーガーの起動コストは、「チャージを3枚トラッシュに置く」です。
このデッキにおけるチャージの使用方法はIGまたはエヴォルシードをめくることです。
さて、IGをめくっても、ベインが居れば意味がありませんね?つまり、チャージは使いません。
その上で2回攻撃すれば12000、つまり剣閃激1枚ではじけません。その上で残ったリソースで2コストを展開し、ライフに対して攻撃ができます。
汎用性も高く、弱点は白によるパワーマイナスのみです。重速環境でミラー対策に積まれる可能性のあるミッドナイトエンペラーが利かないのも優秀です。

さて、では試合の方行きましょう

予選
○○×○○××○
予想通り、見回すと速攻、緑黒、赤青ブレイバーが多かったですね。
ベイン搭載のデッキはライフリカバリーで1点足りなかったり、ライフリカバリー2連やられて1点足りなかったり、速攻相手に1点目ライフリカバリーやられたり、ゼクスらしいゲームでした。
まあ、すぐ勝ったり負けたりするので意外とすがすがしい気分でしたね!(
よくライフリカバリーめくられるなぁと思いながら最終戦の白の方に勝って予選を突破しました。

決勝
注:うろ覚え率が上がります。自分をよく書こうとしているのかもしれません。
1回戦
相手:リソースリンクデッキ
予想外のデッキタイプ、LRやられたりした記憶はある。
固め始めたところで、ズィーガーやったりなんやりして勝ち。

2回戦
相手:赤青ダハーカシェダル
予想通りのデッキタイプ。予選でも当たったのですが、こちらは綾瀬杯のほうとは全然違うデッキ内容でした。殴るとまたもやLRめくられたのですが、それでも最後はズィーガーで押し切って勝ちだった記憶

3回戦
相手:緑系統…のはず、ど忘れしました。
動画撮影の機材の真下で試合でした。緊張しまくりで全然覚えてない…。
一応、IGがめくれまくって勝ったって感じ…ですね。
ぶんまわりました。

4回戦(準々決勝)
相手:優勝者の方、緑プラセクトtリソースリンク
相手がビートしてきたので、こちらはプレイヤースクエアを開けたりして、対応。
オディウムで殴りかかったところで、相手がIG連打してこちらPS横へ。
それでそのまま殴ってきたため、オディウムの効果で相手のIGを破壊。
したところまではいいのですが、その後、プレイヤースクエアを開けて3回攻撃したらそのうちの最後の攻撃がLR。そして、こちらのライフからは1枚もめくれず、負け。
補足:かといって、LRめくられてなくても負けてはいます。単に自分が押し引きの判断を間違えただけです(0:00追記)

結果的にベスト8どまりでした。
うーん、緑がらみが多いと予想してたけれど準々決勝のデッキタイプは予想外だったので納得しました。対策もできていないし、プレイングも手探りのデッキタイプ相手だと厳しいですね。これは反省です。でも、それでも、これからもオディウムさんに怒られないよう、頑張ってウィニーを使い続けようと思います。

また、自分がある程度勝てたのは4階勢の人のおかげです。前々日の調整会などなど、ありがとうございました。

ちなみに、決勝、予選含め、ほぼすべて10分以内に終わっています(
さすが速攻、ビバ速攻!